10年目を迎えた高松市一宮町のフリースペースです。/主宰:木村恵美
種を蒔く
2017年03月04日 (土) | 編集 |
space・M こどもとおとなのためのワークショップのチラシが
「ウーフ通信 おもちゃじかん」春号に折り込まれました。
いつもご大変協力いただき、ウーフさんには感謝です。



ウーフは、丸亀市にある
ヨーロッパの木のおもちゃと絵本のお店です。
子どもによいものを与えたいという気持ちが詰まった素敵な店内は、
カラフルであったかくて、あのごちゃごちゃ感が居心地バツグン♪
創業は1989年なので、もうすぐ30周年なんですね。
こういうコンセプトのお店では、県内最古老です。

木のおもちゃの店 U:hu ウーフ

私は多度津町出身なので、
若い頃は何度もお店に遊びに行きました。
教員時代、主に中学生を教えていたのですが、
店内には大人向けの書籍や教育関連図書も多く、
いろいろと刺激になります。

高松に引っ越してからは少し足が遠のいたのですが、
子どもが生まれてからは再びウーフのもとへ。
おしゃぶり、積み木はもちろん、ままごとセットや
家族で遊べる木のゲームなど、少しずつ買い足して
しっかり使い込んで遊ばせました。

ウォルドルフ人形の講習会にも、一度参加しました。
裁縫の苦手な私にも根気よく指導していただき、
やっと完成した時もうれしかったですが、
やがて子どもがその人形に名前を付け、
遊び始めた時には、さらにうれしかったです。



単純なおもちゃほど、発想と工夫しだいで多様な遊びが生まれる。



これは我が子の育ちを見つめていて、体験的に知ったことです。



ドイツのHABA社は1938年創業、
SELECTA SPIELZEUG社は1968年。
ブラザー・ジョルダン社(日本)を介して輸入される
長い歴史を持ち、安全で美しく丈夫な木のおもちゃたち。
その魅力をいち早く
香川県内に紹介したウーフさんの功績は大きいのです。

子どもはもちろん、数えきれない人たちが
ここで良質のおもちゃと出会い、その意図を知り
手触りに癒され、魅了され、心潤わされてきたはず。

先日発行されたフリーペーパー「WIREママ」3月号に、
私たちと一緒に紹介された、右ページの「rire」さん。
志度町のすてきなおもちゃ屋さんですが、
聞けば、店長の平畠さんは以前、ウーフでアルバイトをされていたそうな。
お会いしてみると、写真よりもずっと若く、はつらつとした方でした。

zakka/cafe space  rire

夢をかなえるのに年齢は関係ありませんが、
それでも、5年も前にひとりでこんなお店を構え、
腰を据えてやって行こうと決意されたことに驚嘆します。

「そのうちゆっくりおしゃべりしましょうね」
と約束してお店を出ましたが、
私と入れ違いにrireさんを訪れる若いママさんたちの表情は
とてもくつろいでいました。



rireさんだけでなく、
私も、ウーフに種を蒔いてもらった中のひとりだと
思うことがあります。

出る芽もあれば、出ない芽もある。
それでもたくさんの種を、惜しみなく蒔き続ける。

すぐには結果が出ないところや、
そもそも結果だけを求めないところが
子育て、人育てと同じだと感じます。

新しくrireさんが蒔き始めた種も、
もういろんな子どもたちの暮らしの中で
きっと小さな芽を出しているはず。

そんな芽を、誤って踏むことのないように。
よく見える注意深い目をもった大人でいたいです。



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