10年目を迎えた高松市一宮町のフリースペースです。/主宰:木村恵美
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子ども表現クラブ笑M(えむ)のこと
2017年02月16日 (木) | 編集 |
伝えたいことがあり、
でもそれが上手く伝えられないことがあります。
わかってほしいという思いは心の中で重たく渦巻き、
出口を探して、ときどき暴れます。
苦しい時間が過ぎるばかり。



   誰かに聞いて欲しくて、探して探して、
   迷ったあげく、あまり関係のない人を選んでこっそり打ち明けると
   少しは楽になりますが、あとで後悔が押し寄せる。

別の方法もあります。

   自分の心の渦に、気付かないフリをする。
   解決すること自体を望まなければ、ないのと同じ。
   押し殺し、フタをして、何か賑やかなことを次々と注ぎ込む。



大人の話ではありません。
何気ない顔で過ごしている子どもたち
特に荒れているわけでもない、普通の子の心の中に
今あることです。



子ども表現クラブ笑Mは10年前、space・Mの開設と同時に始まりました。

「ワークショップ」も「ファシリテーター」も
まだ世の中にぜんぜん浸透していない頃でしたが、
リビングに掲載された副島慶子氏の記事を見て、
私はその日のうちに彼女に電話をかけていました。

   子どもの心に耳を傾け、寄り添い、働きかけ、
   でもそれはカウンセリングという個別の環境ではなく、
   分かち合い、表現し、創造し、変化させ、発展させる、
   でもそれは演劇などの発表を目指すものではなく……

どんな説明をしたのか、はっきりとは覚えていないのですが、
当時先んじて、大人を対象とした
コミュニケーションのワークショップを開催していた副島さんは、
私のしどろもどろな言葉を辛抱強く聞き、
いくつかのことに賛意を示しました。

そして数ヶ月後、space・Mという場を得ることで、
子ども表現クラブ笑Mは手探りのスタートを切ったのです。



当初、小学校4年生以上だった参加者は、
数年後から希望を受けて3年生以上と範囲を広げ、
現在は2年生のメンバーにも門を開き、
この度10年目にして、1年生から参加可能となります。



心の中には豊かな感情や発想が満ちているのに、
他者に心を閉ざしがちになったり、
求める気持ちが逆転して反抗的になったり、
笑顔に徹することでたくさんのものを押し殺すのは
思春期の特徴だと、スタート時の私たちは踏んでいました。

けれど、実際に腰を据えて子どもたちと関わるうちに、
それらの行動は、表立って現れる頃にはすでに
その子の「方法」として確立しているのだと知ります。



解きほぐしたいのは、その前の段階。



閉ざさなくても、反抗しなくても、流さなくてもいいんだと、
受け止め、分かち合い、表現として昇華させる場所があるのだと、
君に直接、伝えたい。

その上で、
閉ざすことも、反抗することも、流すことも
君が選び取った表現なんだねと、認めたい。
そのままで認められる場所があることを、知らせたい。



1日の大半を過ごす「家庭」と「学校」という大切な環境の次に、
「笑M」という第3の居場所を作ってみないか。
君の3つ目の顔をのびのびと解き放つことができるここには、
それを受け止め、受け容れ、遊びやアートに換える仲間がいて、
ちょっと行き詰まった時には次の扉を示すファシリテーターがいる。



おもしろい!と思った事を素直に提案できる空気。
君の出した小さなサインを見逃さないあたたかな視線。
新しい意見が出たら、とりあえずやってみるというルール。
すばらしい成果を挙げることより、
生み出す途中のグダグダをそのまま楽しむ姿勢。


ここにあるよ!
一緒にやろう!

えほんとキッズ & こども表現クラブ笑M



豊かな感性を持つ人ほど
どこか息苦しく、生きづらい。
大人も子どもも同じです。

あなたのお子さんは毎日の中で、
のびのびと心の羽根を広げる時間を
十分に確保できていますか。

表現クラブ笑Mという
時間の過ごし方もあるよと、
提案してあげてみてください。



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